＜リハビリテーションとは＞
リハビリテーションと言うと機能訓練とイメージされがちです。
英語では"Rehabilitation"と書き、その語源はラテン語のrehabilitare からきています。re-[再び]+habilis[適する、ふさわしい]+ation[状態にすること]という単語から成り立っており、一度失ったものを再び取り戻すこと、回復することを意味します。英和辞書でも"リハビリテーション"は「社会復帰、復興、復権、名誉回復、再建、復職」と略されており、"機能訓練"を示す言葉ではないことがわかります。そのため「人間らしく生きる」、「自分らしく生きる」ために行われるすべての活動がリハビリテーションとなります。本人の身体的状況や物理的、心理的問題などあらゆるハンディキャップの認識とその誤差の解決に向けて、ご本人・ご家族を中心に医師・看護師・リハビリスタッフ・介護士・介護支援専門員など多職種が連携して総合的に援助することが含まれます。
＜当施設の特徴＞
当施設のリハビリ室は１階と２階にあります。利用者様が心身ともにのびのびと過ごせるよう、「訓練室」というより、施設の中の「安らぎの場」「また来たい」と思っていただけることを目指し開放的な空間作りに配慮しています。特に2階リハビリ室の窓からは桜並木が一望でき、桜が咲く時期にはお花見をしながらリハビリができますことも特徴です。
リハビリスタッフは、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)などの専門職が、利用者さまの「こんな生活がしたい」「こういう風になりたい」というご希望を大切にしています。医師や看護師・介護士と協力し、ひとりひとりのお体の状態に応じた個別でのリハビリ指導を行なっています。
